はじめに
筋トレを継続できるのは才能か?
私の経験上(指導歴20年)からいうと間違いなく才能です。
ただし、人によって意見の分かれるテーマなので以下に才能だと私が考える根拠を示していきます。
私が担当してきたクライアント(のべ5,000人以上)を基準にすれば
筋トレを長期に継続できるか否かは性格に左右されます。
といっても性格が良い悪いの話しではなく、
私の担当してきたクライアントでいえば自己顕示欲の強い人ほど意志の強さも右肩上がりに比例していく印象があります。
性格>自己顕示欲>意志の強さ
そして、自己顕示欲が強ければ強いほど自己研鑽に時間やお金を投資する傾向が強くなる。
もちろんこの対象には筋トレも含まれます。
筋トレをして自分の体をカッコよく(もしくは美しく)する
筋トレを長期に継続できる人はこの自己顕示欲の強い人がとにかく多い。
それは古今東西、老若男女みな同じ
この欲求の具体例をあげれば、
- 異性にモテたい
- 仕事で成功したいなど
強烈な動機付けがその背景にあります。
異性にモテたい
確率からいえば顔がカッコいい(もしくは美しい)方が異性にモテますが、
そこにさらに体型もカッコいい(もしくは美しい)がついてくればモテに相乗効果が生まれます。
顔に絶対の自信がなくても他の要素でカバーしてモテる人もいます。
他の要素にはもちろんカッコいい(もしくは美しい)体型も含まれます。
自己顕示欲の強い人はそれが良くわかっているので徹底的に自分の体をカッコよく(もしくは美しく)磨き上げようとします。
仕事で成功したい
社会に出たら誰もが仕事で成功したいと考えます。
そんなときにスタイルが良くてスーツを美しく着こなしている人とそうじゃない人のどちらといっしょに仕事したいか?
第一印象ではやはり前者。
とにかく見た目がいい方に人の流れができやすいのはほぼ自然現象みたいなもの。
もちろん、仕事のできるできないで逆転することは十分ありますが、それでもファーストインプレッションで得するのはカッコいい(もしくは美しい)人であることに違いはありません。
つまり、チャンスが訪れる確率もカッコいい(もしくは美しい)人の方が高いのです。
もちろんそこから先は実力がなければダメですが、自己顕示欲の強い人はいつチャンスが訪れてもいいように普段から自己研鑽に投資しています。だからチャンスをつかむ可能性も高くなる。
常に自分を磨くことに貪欲だから筋トレだって手を抜きません。
そして、彼らは努力が一朝一夕ではなく積み重ねの結果であることもよく理解しています。だからこそ成功に至るまでの過程で失敗することがあるのもよく理解しています。失敗や損も最終的に回収(成功)できていればそれでいいというメンタリティなので初志貫徹できる意志の強さがあります。
とにかく本気で成功したい人は貪欲で、良い意味で成功に飢えている
だからこの自己顕示欲と意志の強さは強烈な個性(才能)だといえます。
すなわち、筋トレを長期に継続できるのはその個性(才能)をもつ人が有利なことは間違いありません。
筋トレを継続する才能がなくても成功する秘訣
先述の個性(才能)がなければ必ず筋トレを長期に継続できないか?
といえば実はそんなこともありません。
例えばパーソナルトレーニングはその一つ
お金を払って予約したらジムに行かないといけない!
そんな良い意味での強迫観念が強制を生み出します。
自分に意志の強さがないと感じているならそれを管理してくれる人をアウトソーシングすればいいんです。
自己顕示欲は誰にでもあります。
違うのはそれを具現化する意欲が強いか弱いかだけ。
だからこそ、専門家に管理を任せることで欠けている意志の強さを補うことができます。
現に私が指導してきた人の中にも決してストイックではないけど1年以上継続できているのはこのような考え方をしている人です。
これを機会にパーソナルトレーニングの素晴らしさを味わってみませんか?
- トレーナーが合わないと思ったら変えればいいだけ
- 入会したジムが合わないと思ったら他のジムに変えればいいだけ
スタートはそこに行くことから。
大事なことは今のこの機会をキッカケにすることではありませんか?
筋トレが続く人の比率はどのくらいか
私がある期間に指導した100人を対象にすると5年以上継続できているのは7人
さらに私が以前、勤務していた大手ジムだと入会してから1年後も継続できているのは4%未満※でした。
そこから考えとやっぱりパーソナルトレーニングの方が継続率は上がると感じています。
※以前、勤務していたジムで会員数の管理に携わっていた経験から算出しています
筋トレを継続した結果、メリットを知りたい
筋持久力や最大筋力アップ、筋肥大の効果
負荷をコントロールしながら筋トレを継続することで筋持久力、筋肥大、最大筋力と目的別に効果を出すことができます。
中でも最優先でトレーニングすることをすすめたいのはスクワット
下半身の筋肉量は全身の筋肉の約60%〜70%といわれています。
ということはスクワットを最優先にすれば筋持久力、筋肥大、最大筋力のどれをとってもトレーニング効率が高くなります。
筋トレを長期に継続している人はそれをよくわかっているので必ずといっていいほどスクワットをやっています。
だってやらない理由ないですからね。
一念発起して筋トレ始めよう!スクワットやろう!
という人はスクワットについて最低限、理解しておくべきことを事前にチェックしましょう。
基礎代謝アップ
一般の人にとって最も効率的で手頃なのがウエイトトレーニング。継続することで筋肉量が増えて基礎代謝も上がります。
基礎代謝は加齢とともに低下しますが、
筋トレを継続することで基礎代謝の著しい低下を避け、アップさせることも可能です。
基礎代謝がアップすれば脂肪を燃焼しやすい体質に変化するので日々の体重管理が容易になります。
基礎代謝が低い人に限って食べ過ぎると有酸素運動で汗をかくという発想になりがちですが、
基礎代謝の高い人なら特に有酸素運動の量を増やしたり食事を制限しなくても普段通りに飲んだり食べたりしているだけで数日ていどで元の体重に戻ることがほとんど。
だからこそ、筋トレを継続して基礎代謝アップを目指すべきなんです!
骨密度の向上
筋トレは骨密度を増加させることが科学的に証明されています。
それにより、骨粗鬆症など加齢とともに進行しやすい疾患のリスクを減らすことができます。
アンチエイジン効果も抜群です。
参考サイト:大人の筋活サイト
姿勢の改善
適切なフォームで行われる筋トレではアウターマッスルだけではなくインナーマッスルも同時に発達していきます。
手脚を動かすのはアウターマッスルの役割ですが、
骨格を支えて姿勢を適切にキープするのはインナーマッスル
ですから、適切な筋トレによりインナーマッスルも同時に発達すれば姿勢矯正の効果も高くなります。
心理的な健康
適切な量と質が担保された筋トレはストレスを軽減し、精神状態を健全にしてくれます。
運動することでセロトニンやテストステロンのようなストレス解消につながるホルモンの分泌が促されます。
テンションも上がるので、ストレスによるうつ病などの精神疾患を予防することもできます。
また、不眠の解消や集中力アップなども期待できます。
自己肯定感アップ
筋トレを継続することで、
体重や体脂肪の減少など少しづつですが成功体験を得ることができます。
進歩や成果を実感することで自己肯定感が向上し、確かな自信になっていきます。
筋トレを継続するコツを知りたい
明確な目標をもつ
おそらく筋トレを始めるほとんどの人に目標はあるでしょう。
問題は自ら設定した目標か否か
私が約20年間トレーニング指導に携わってきた経験から継続できずに短期間でやめてしまう人の例としては
健康診断でメタボ診断を受けた…
運動するように言われたからとりあえず痩せたい
こんなパターンが典型的です。
もちろん他人の言葉やアドバイスがキッカケになることは問題ではありません。
この例でいえば痩せたその先に何を目指すのか?
例えば、細身のパンツを履けるようになりたいとか基礎代謝を上げて太りにくい体質に変えていきたいなど
キッカケになったことをより具体化して自ら目標を設定していけるかどうかが重要です。
筋トレを生活の一部にする
トレーニングの計画を立てる方が可視化されてわかりやすい
このような意見はけっこうありますが、それだけで意志の強くない人が継続できるでしょうか?
私はできない人の方が多いと感じています。
計画を立てることで実行できる人はアスリートに近い考え方のできる人です。
つまり、筋トレが食事やトイレのような生活の一部になっている人
極端ですが、筋トレしない日が3日以上続くと気持ち悪い。こんな考え方ができれば継続ではなくやるのが当たり前という感覚に変わります。
性格的にそれが難しいならジムから帰る前にパーソナルトレーニングを毎回予約してしまえば強制的にライフスタイルの一環になります。
意志の強さに自信がないなら強制力を利用するべきです。
筋トレついでの楽しみを見つける
運動嫌いな人が無理に筋トレを好きになる努力をする必要はありません。
ただ、筋トレついでの何かに楽しみを見出せると継続できる可能性は上がります。
例をあげると、
- 体重などトレーニング効果で変化する数値の測定
- トレーニング後に美味しいものを食べるなど
ジムに行くついでに、その人に合う楽しみを作ると継続率は上がります。
積極的にリカバリーに努め、適度な休息を設ける
筋トレを継続するといっても適度な間隔を空けずにトレーニングしているとリカバリーが追いつかないのでケガの確率が高くなります。
そして、筋膜リリースやストレッチなど積極的にリカバリーに努めないと疲労がなかなかとれません。
ストレスもたまるので心身の疲労を適度に解消していきましょう。
そんなこといってもやり方がわからない…
コミュニティを利用する
トレーニングジムにはいろいろな人が来ています。
その中で自分と価値観の合う仲間を見つければ情報交換もできるし、互いに刺激し合うこともできます。
孤独にならないことがモチベーションを低下させないことにもつながります。
まとめ
筋トレを継続できる人は
- 生活習慣のように楽しんでやる
- パーソナルトレーニングを利用して強制的にやる
- コミュニティに入って楽しみながらやる
このあたりがポイントです。
もちろん上記以外でもOK
あなたに最適な方法を見つけましょう。
自ら目標を設定した人は筋トレの継続率が上がります!
吉祥寺のパーソナルトレーニングジム
導[MICHIBIKI]ストレッチ&エクササイズ
筆者の紹介
名前:SHIN
トレーニング指導歴15年
主な経歴
- MLBテキサスレンジャーズのインターンシップを経験
- 総合格闘技UFCの選手に帯同し、アメリカ遠征を経験
- 拓殖大学硬式野球部コンディショニングコーチ経験
- 帝京高校硬式野球部コンディショニングコーチ経験
- 富士重工硬式野球部コンディショニングコーチ経験
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