Googleアドセンスに中々合格できない…何がいけないのかわからず困っているから役立つ情報を教えてほしい!
こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
- 審査に明確な基準なし
- 価値提供とユーザビリティ
- 有益な記事の共通点
- 手書き文章とブログの違い
本記事の信頼性
この記事を書いている私は、ブログ歴2年ほどでアドセンスとアフィリエイトでの収益を拡大すべく日々奮闘中です。
ですから、正直にいって新米ブロガーの端くれです。
よって、名だたる先輩ブロガー、アフィリエイターの方々のように、「月に◯◯◯万円稼ぐノウハウ」のような価値を提供できるコンテンツを作成することは現時点ではできていません。
しかし、Amazonアソシエイトの審査には一発合格(2020年6月)、Googleアドセンスには4回目で合格(2021年3月)しています。
ですから、GoogleアドセンスやAmazonアソシエイトの審査に合格できずに苦戦している方への助言はできると考えています。
今回は、Googleアドセンスに複数回申請しているけど未だ合格できない人に次こそ合格できるポイントを中心に解説します。
アドセンス審査にはポリシー準拠や禁止事項などがあることを考慮しつつ、中々アドセンスの審査に合格できない人がどのように再申請の準備を進めていくべきかについて分かりやすくお話する予定です。
Googleアドセンスの審査基準は記事の数よりもユーザビリティにある
審査の大前提になるプログラムポリシーやNGなコンテンツ例
プログラムポリシーと利用規約はGoogleアドセンスの理念ともいうべきもの
複数回、申請しても合格できない人の中でポリシーと規約の全体に目を通していない人は今一度確認しましょう。
ここに違反していれば何度申請しても申請前から不合格が決まっています。
既存記事に該当するものがあると思うなら違反している箇所をリライト、追記、削除などして対処してください。
記事を作成する基準はユーザビリティ
プログラムポリシーや利用規約の問題がクリアされれば、記事作成やリライトです。
ここで重要なポイントはユーザビリティです。
ユーザビリティの辞書的な意味は使いやすさとか使い勝手の良さ、これをブログに当てはめると閲覧者にとって有益な記事かどうかということ
多くの人にとって必要な情報を入手する手段の王道はGoogle検索です。
有益な情報か否かはGoogleのアルゴリズムで判定され、検索結果として反映されます。
SEO(Search Engine Optimization)※では企業や公的機関のサイトが評価されやすい傾向にありますが、個人ブロガーの記事であっても一部の例外(Googleの提唱するYMYL領域)を除けばユーザビリティを評価される可能性は十分にあります。
ですから、記事の新規作成やリライトの基準はユーザビリティであると考えるべきです。
極論すればGoogleのアルゴリズムに評価される記事を増やしていけばアドセンス審査の対策には十分です。
参考サイト:【YMYL】個人ブログが避けるべきジャンルとは【初心者ブロガー必修項目】
最適な記事数の考え方
不合格の原因は記事数が少ないから⁉︎
確かに5記事未満ならほとんどの場合、申請は時期尚早と考える方が自然です。
しかし、合格するための最適な記事数は10を基準にすれば問題ないでしょう。
※10記事前後で合格する例はTwitterでいくつも散見されます。
なによりも不合格だった場合に修正作業にかける労力をおさえることができます。
修正にかける時間は少ないにこしたことはありません。
記事の作成に役立つ考え方と手順
ブログのテーマを決めて複数のカテゴリを作る
雑記ブログよりもテーマを決めたブログの方が合格しやすい。
現在のアドセンス審査ではこの傾向は非常に強いと考えた方がいいでしょう。
なぜなら、著名人でもない限りは日々の出来事などが綴られた雑記ブログで不特定多数の閲覧者に価値の提供ができる記事を作成できる可能性は極めてゼロに近いからです。
また、YMYLに含まれないテーマを選ぶことも個人ブロガーには必須です。
さらに、テーマを選んだらそれでOKではありません。
そのテーマをさらに絞り込むべきです。
その理由は次項で詳しく説明します。
各カテゴリ毎に3〜5記事作成する
テーマを決めたけど絞り込めていない例:トレーニング
テーマを決めてさらに絞り込んでいる例:自体重トレーニング
なぜ、トレーニングではダメか?
なぜなら、トレーニングの種類は複数あるからです。
仮に世に出ているトレーニング法が10個あるとしたら10個全てのパターンをカテゴリ分けしてさらに各カテゴリ毎に複数の記事を作成しないと、
適切なサイト運営ができていない!
とGoogleにみなされる可能性があるからです。
各カテゴリ毎に作成したい記事数は最低3〜5記事です。
ということは10個のトレーニング法それぞれについて書いたら合計で30〜50記事が必要になります。※言い換えれば、トレーニング法が10個以上あればさらにハードルが上がることになります。
もちろん、適切な手順を踏んで相応の数だけ記事を作成できるなら問題ありませんが、一日に数時間以下など限られた作業時間しかない人や場合によっては全く作業できない日もある副業目的の人にとってはかなり非効率的です。
ですからトレーニングではなく自体重トレーニングにするべきなのです。
どう考えても自体重トレーニングで10記事作成する方が少ない労力と時間で申請することができるからです。
記事の構成を前提条件と付加価値に分けて作成する
これもユーザビリティに直結するポイントです。
そもそも前提条件とは記事の閲覧者がダイレクトに知りたい情報のことです。
例:ゴルフ場 関東 安い
上記のワードで検索するような人が、
関東地方で安い値段でプレーできるゴルフ場
を探していることは一目瞭然です。
これがここでいう前提条件です。
一方、ここでいう付加価値とは閲覧者がそのサイトやブログ記事に訪問して初めて知る情報や盲点になっていた考え方などです。
先の例でいうなら付加価値になり得るのは
4人1組でラウンドすれば◯◯%OFFやポイント還元あり
などの各ゴルフ場特有の情報です。
プレー料金を安くしたいという検索意図なら割引やポイント還元は付加価値となる可能性が高いと考えられます。
OREの枠組みで文章を書く
文章を書くときに、最も重要なポイントは何か?
それは読む人にとってわかりやすい書き方になっていることです。
例を挙げると、
上記のどちらがランニングなど運動学のことを何もわかっていない相手に対して親切な文章かといえばほとんどの人が後者で異論はないはずです。
2つの違いは文章の枠組みです。
具体的にいえば後者の文章は、
Opinion(自分の意見)、Reason(意見の根拠)、Exemple(わかりやすい例)という枠組みで構成されています。
一方で、前者の文章は(Opinion)自分の意見のみです。
Twitterなど文字制限があるツールや要点だけを簡潔に伝える方がベターなシチュエーションは例外ですが、ブログ記事は読み手の起点や要領の良さをあてにして作成するものではなく、相手が全く知らない情報をわかりやすく伝える機会を提供できるコミニュケーションツールです。
となれば伝え方は節度のある範囲(短過ぎず長過ぎず)で丁寧な方がいいはずです。
(注)OREとは、筆者独自の呼称です。
ブログ記事と手書きの文章との決定的に違う点
ブログには手書きの文章にはないメリットがあります。
それは内部リンクと外部リンクです。
(注)既にリンクを有効に活用できている人は読み飛ばしてください。
具体的に言うと、
いかがでしょうか?
手書きの文章にはない機能です。
適度に活用すれば閲覧者に有益な情報を提供することが容易になります。
特に、Googleが提唱するEATへの対応としても一定程度は効果があるものと思われます。
当然、Googleのアルゴリズムによる評価対象にもなり得るので適切なリンクの活用法を理解しておきましょう。
参考サイト:Google“E-A-T”解説と攻略/「高品質なコンテンツ」と認められるには(1)
番外編
再申請まであえて何もしないで待つという選択肢
不合格が続いている場合の対処法として、あえて何もしないで一定期間待つという選択肢もあります。
合格したくてウズウズしている人には酷な提案ですが、一見の価値があるので紹介します。
というのも、私は4回目に合格しましたが、実は3回目に不合格通知を受けてから4回目の申請をするまでに一年の期間が空きました。
これは修正作業に一年かかったからではありません。
むしろ、既存記事の修正などはほぼしませんでした。
その期間に取り組んだのは記事の新規作成です。
ただし、やみくもに作成していくわけではなく自分の中での決め事を遵守した上でです。
その決め事とは以下2点です。
価値の提供、ユーザビリティ
上記2点をそれまで以上に意識してライティングしました。
そして、なんとこれだけで4回目の申請で合格できたのです。
はっきりいって4回目の申請直前は何の対策もしていなかったのでびっくりしました。
ちなみに、
ではなぜ合格したのか?
あくまで私見ですが、
コロナの影響で審査できない旨の表示について
新型コロナウイルスによる社会、経済活動への悪影響が顕在化してからアドセンスの申請画面に以下のような表示を目にした人は少なくないのではないでしょうか?
これっていつになったら申請できるようになるの?
実は一年前、筆者もそんな思いに悩まされていた一人でした。
しかし、Twitterを見ていると、頻繁にアドセンス合格のツイートが散見…🤔
なぜ?
審査できないんじゃないの?
そんな懐疑心を抱きつつ、理由を探るべくGoogle検索してみると意外な発見が⁉︎
どうやら、
という意味で拡大解釈する方がいいようでした。
そこで、約1年ぶりに申請してみることに
すると、申請から2日後に合格の通知を受けたのです。
よって、申請できないわけではなかったのです。
これは憶測ですが、Googleの審査基準になんらかの優先順位があるのかもしれません。
アクセス数なのかサイトの運営期間なのかそれ以外に理由があるのか詳細は不明ですが、私が感じたのは先述のコロナウイルスの影響で審査できない旨の表示が出ていても申請は可能という結論でした。
しかし、なんらかの優先順位があってそこから外される可能性はあると思います。
なので、優先順位から外されてしまったらしばらく待つしかない。
待つ期間の目安ですが、具体的な日数ではなく以下を基準にすることをおすすめします。
この期間は早い人もいれば長くかかる人もいるでしょう。
筆者の場合はそれが約1年だったのではないかと思っています。
まとめ
Googleアドセンスは決して難しい審査ではないという人もいれば何度も不合格になる人もいます。
審査基準はブラックボックスになっているから申請者は公開されているガイドラインや過去の事例から推測して最適解を導き出すしかないのが実情です。
不合格通知を受けた後の王道的な対処法はプログラムポリシーや利用規約の見直し、リライト作業になりますが、一方でGoogleからの予期せぬペナルティがネックかもしれません。
このような場合は一定期間の空白を設ける以外に対処のしようはありません。
ですから、とりあえず当面はAmazonアソシエイトの合格に注力するなどブロガーやアフィリエイターとしての本質(目的・目標)に沿った努力をしながら次の申請機会を待つようにしましょう。
微力ながら、私の経験と見解が同じような志しを持つ方々のサポートになれば幸いです。
吉祥寺のパーソナルトレーニングジム
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