はじめに
ランニングシューズの選び方といえば、
- 値段
- サイズ
- フィット感
- クッション性
- デザイン
まずは上記の中でも基本中の基本であるサイズに注目!
サイズと聞かれて男性なら27㌢とか28㌢、女性なら22㌢とか23㌢という認識しかない人は要注意です。
シューズのサイズとは足長、足幅、足囲
- 足長とは、かかとの最も端から最も長い足指の先端までの長さ
- 足幅とは、第1指と第5指のそれぞれの付け根を結ぶ線の長さ
- 足囲とは、足幅のところで足裏から甲にかけて一周した長さ
そして足囲はワイズ(ウィズ)と呼ばれることもあります。ワイズ(ウィズ)はD、E、2E、3Eなどのように表記されており、サイトによっては靴幅などのように表記されることもあります。
さらにサイズはメーカーによって若干の違いが現れます。
というのも、ナイキやアンダーアーマーはアメリカの会社なのでシューズもアメリカ人の足を基準に作られています。一般的に日本人は足幅が広いが、アメリカ人は狭い。一方、足長はアメリカ人の方が長いからナイキやアンダーアーマーのシューズは形が細長い傾向にあります。
つまり、足幅の広い人がナイキやアンダーアーマーのランニングシューズを足長だけ見て買うのは失敗する可能性が高い。
当然、実店舗のように試し履きはできないのでサイズの事前チェックは必須。
足にフィットするシューズを真剣に選ぶなら足長だけではなくワイズ(ウィズ)のチェックも欠かせません。
最近は実店舗よりもECサイトで購入する機会が増えています。
ということは自分でサイズ(足長、足囲、足幅)を事前チェックする必要があります。
しかし、心配いりません。
実は自宅で簡単に測れます。
メジャーさえあればOK
※最近のECサイトでは購入者の履歴などから最適なサイズを提案してくれることもあります。
サイズが決まればフィット感は付いてくると考えていいでしょう。
となると、値段やデザインは写真で確認できるからあと残るポイントはクッション性。
実はクッション性ってかなり重要。
なぜなら、
つまり、クッション性に優れているシューズほど膝や腰にかかる負担を最小限に抑えられる。
走ると膝や腰が痛くなる人は特に注目するべきポイントです。
※本記事ではクッション性の高いシューズを中心におすすめを紹介します。
比較早見表
ランニングシューズの選び方
値段
値段は各自の予算によりますが、一ついえることは変にケチらない方がいい。
理由は、シューズはあなたの身体を守る物だから。
安くすませようと考えている人はケガをした場合に被る損害をイメージしましょう。
筋肉痛なら数日休めば回復することがほとんどです。
しかし、筋肉だけではなく靭帯や軟骨を損傷したら完治までにもっと長い時間がかかります。症状によっては医療機関や治療院に通うことになるかもしれません。
結果的に時間的にも金銭的にも余計なコストがかかるなら最初から機能性の高いシューズを購入しておく方が結果的に安く済むことだってあります。
とはいえ、予算オーバーできない…
そんな人には裏技とまではいきませんが、型落ちモデルを安く購入するという方法があります。
しかし、ここも注意を
なぜならランニングシューズは必ず劣化するから。未使用であっても3〜4年でソールが劣化するといわれてます。
参考サイト:https://www.asics.com/jp/ja-jp/blog/article/life-of-shoes
型落ちモデルを買う場合はこの点に気をつけるべきです。例えば2年以内に発売されたモデルなら一見安心に思えますが、未使用でも3〜4年でソールが劣化することを考えればこのシューズに推奨される実働期間が長くないことは容易に想像できます。
予算をどれだけオーバーするかにもよりますが、許容範囲なら保険と考える方がいいと思います。
サイズ、フィット感
サイズ(足長、足囲、足幅)については冒頭でも書きましたが、ECサイトで購入するなら事前に自分のサイズを全て確認しておく必要があります。
その上で、
足長の目安はつま先に0.5〜1.0㌢の余りがあること。
足幅、足囲はワイズ(ウィズ)に反映され以下のように表記されています。
狭い←A、B、C、D、E、2E、3E、4E、F、G→広い
しかし、全てのメーカーで記載されているワイズ(ウィズ)が共通というわけではありません。メーカーによって違うこともあります。
ですから対策として、返品ができるかどうかを必ずチェックしましょう。
当然、サイズが全て合わなければジャストフィット感は付いてきません。
最悪の場合、シューズの内側と足肌が摩擦を起こし靴擦れすることも。
摩擦を繰り返すとヒフが硬くなり、たこや魚の目、外反母趾の原因にもなります。
ジャストなフィット感を得るためにもサイズのチェックは全てが重要です。
クッション性
シューズのクッション性を出す上で欠かせないのがソールです。
インソールというのはよく耳にするかもしれませんね。
インソール→シューズ内側にあって足裏と接するソールのこと
しかし、インソール以外にもあります。
それは、
- アウトソール→地面に接するソール
- ミッドソール→中間にあるソール
クッション性で注目したいのはミッドソール
ミッドソールの厚さでクッション性が決まるといっても過言ではありません。
私自身は膝に不安がある方なので足長28㌢のシューズに対して260g〜270gの重さ(シューズ片方)を目安に選んでいます。この重さのシューズを選べばクッション性を十分に感じることができています。
しかし、ミッドソールの機能性が高いシューズは値段もアップします。
予算に上限があれば悩ましい問題ですが、ここもやはり保険だと考えて検討する方がいいでしょう。
私自身の感想ですが、クッション性の高いシューズで走ると全然違うんです。買ってよかったと思いました。
デザイン
デザインの良し悪しは使う人の主観なので原則として注意することはありません。
日常的に履きたい人はとことんこだわればいいと思います。
ただし、例外的に一つだけ注意するとしたら運動と日常と併用することによるシューズの摩耗、劣化が早まる可能性です。
見た目はもちろんクッション性が低下するのも早まる可能性が高いといえます。
クッション性の高いおすすめランニングシューズ6選
ナイキ エアズーム ペガサス39、40
ペガサスシリーズについて
チャンネル:やっくんWORLD
ペガサスシリーズとはNIKEのロングセラーなランニングシューズです。
ペガサスシリーズの下位モデルにライバルフライシリーズがありますが、ペガサスシリーズの方が完成度は圧倒的に高く長距離を走るランナーに必要な機能が全て盛り込まれています。
ペガサスシリーズは完成度が高いので値段は高くなりますが、
という意味においてはとても付加価値の高いシューズです。
特に最新モデルのペガサス40と一つ前のモデル、ペガサス39について
- それぞれにどのような付加価値があるのか?
- 両者の違いは何か?
次項で解説します。
ペガサス39、40の付加価値
結論からいって、ペガサスシリーズの39代目(以下、39)から40代目(以下、40)へはマイナーなアップデートです。
ですから、39に比べて40の方が素材や機能性が格段に上がった印象はありません。
その上で、両者に共通した付加価値ですが、
それはペガサス38(以下、38)という旧式モデルと比べるとわかりやすいといえます。
38から39にアップデートされたときに私が最も感じた違いは
これは38から39にかけてミッドソールでズームエアを使用している範囲が広がったことが影響していると考えられます。
参考サイト:NIKE公式ページ
次に、足の運びが格段にスムーズになりました。
理由はアウトソールにあります。
そもそも一般論としてバイオメカニクス的に見ると、走る際には必ず下記のようにウィンドラス機構という足底腱膜の巻き上げ機能が起こります。イラスト(右)からもわかるように足の前部が曲がることで足底腱膜の巻き上げが起こります。
39も40もアウトソールが足底腱膜の巻き上げ機能を使いやすいような構造になっています。
アウトソールのつま先部分が曲がりやすいことで着地がスムーズになり足運びも軽くなるので速く走ることや、軽快に走ることに役立ちます。
前述の2点においては40も39と同程度の機能が維持されています。
ではペガサス40が39と違う点は何か?
それは以下2点です。
- 一つ目がアッパーの構造です。素材については大きな変更はありませんが通気性が格段に向上したので長時間着用しても蒸れる感覚が抑えられています。
- 二つ目が足の中央部分のサポート力です。このサポート力の向上によりランニング中に足とシューズがズレるような感じが抑えられています。40も39同様に反発力が強いのでそれによるズレを抑えるための改良だと考えられます。
特に後者はランニングのパフォーマンスに大きく影響するポイントです。
つまり、ミッドソールもアウトソールも39から40にかけてソール素材や構造に大きな変更はないけど、走行中に足とシューズのズレる感が40の方が解消されている。この点に関してはパフォーマンスの高い上級ランナーにならないと付加価値として感じにくいかもしれません。
以上を整理すると、
- 38から39にかけては大幅にアップデート
- 39から40にかけては小幅なアップデート
- 39ではなく40を選ぶ決定的な理由としては走行時のサポート力
私の意見としては、
40は最新だから高いので一部の上級ランナーを除いて無理に買う必要はないけど、38と39を比較したら確実に39の方が推しです。
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メリット
- 最新モデルになる度に軽量化、安定性が増す
- 膝や腰への負担を驚くほど軽減してくれるクッション性
- アッパーの構造、素材にこだわっているのでフィット感が抜群
デメリット
- ランニングシューズとして手頃な値段ではない
- 日本のメーカーではないのでワイズに注意
こんな方におすすめ
初心者、上級者問わず使えます!
ジョギングだけではなく東京マラソンやホノルルマラソンなど大会で完走したい人
ミズノ ウェーブライダー27
ミズノ独自の技術について
ランニングシューズを語る上で切っても切り離せないのがカーボンプレート
カーボンプレートは素材自体が軽くて強く、その反発性を最大限に利用することで大きな推進力が生み出されるので上級ランナーを中心に急速に普及しています。
しかし、ランニングシューズで使われるプレートは
特にミズノでは独自のミズノウェーブというプレートがミッドソールの一部として使われており、硬さ・屈曲・ねじれ・反発をコントロールする役割を果たしています。
カーボンプレートとの違いですが、
カーボンプレートの特性は高い反発性にあり、それによりランニングの推進力を強力にアシストできます。
一方のミズノウェーブは安定性に大きく貢献します。
他方、反発性に関してはこちらもミズノ独自のソール素材であるミズノエナジーにより生み出されます。
参考ページ:ミズノ公式サイト
つまり、ミズノのランニングシューズは以下2つの素材の組み合わせが安定性と反発性のバランスに大きく影響しています。
- ミズノウェーブ
- ミズノエナジー
どちらもミズノではさまざまランニングシューズに搭載されている機能ですが、中でも初心者に特におすすめなのは膝への衝撃を減らしながらスムーズな走りを追求できるウェーブライダーシリーズです。
ウェーブライダー27と前モデル26との違い
ウェーブライダーの最新モデルはウェーブライダー27↑(以下、27)
27の方が前モデルのウェーブライダー26よりも15g軽量化され、280g
実際に走ってみると、たったマイナス15gなのに足運びをよりスムーズにしてくれるのを実感できるでしょう。
そして、最も特徴的なアップデートはアッパーとヒールカウンター
アッパーにはジャガードエアメッシュを使っており、軽量化とフィット感の向上に大きく貢献しています。
26のフィット感もかなり良かったと記憶していますが、比較すると27ではさらに向上したと感じます。
フィット感重視で選ぶなら断然27推し
さらに、通気性もいいから最高!
そして、ヒールカウンターも改良されました。
26よりもヒールカウンターのU字の直線部分が短くなったと考えてください。※下記イラスト参照
U字の直線部分が短くなったことが靴紐を締めたときのアッパーと足の密着感の向上に貢献しています。
ヒールカウンターが短くなったからといって、シューズとかかとがズレる心配をする人がいるかもしれませんが、全く問題ありません。
実際に履いて走るとよくわかりますが、26でもシューズとかかとがズレる感覚を感じなかったのがさらに向上した印象です。不思議ですね。(笑)
↑はぜひ試してもらいたいシューズの一つ
アッパーとヒールカウンター以外には目立った変更はありません。ミッドソールとアウトソールの構造、機能は26と同様だと考えてください。※26の詳細は後述
参考ページ:ミズノ公式ページ
ウェーブライダー26と25の違い
上記↑は
- ウェーブライダー26(メンズ)
- ウェーブライダー26(レディース)(以下、26)
26は前作のウェーブライダー25(以下、25)と何が違うのか?
結論からいうと、
まずミッドソールに関しては、
素材自体の量が増えたことで26の方が約20g重量アップしています。
これはミズノエナジーもそうだし、アッパーを摩耗から保護しているPU(ポリウレタン)プリントの量も増えていることも影響していると考えられます。
微増とはいえ当然、シューズの重量アップはスピードを出すことにはつながりません。
つまり、26ではスピードを上げて走ることよりも一定のスピードで安定した走りをできるように改良されています。
要は、サブ3のランナーがレースで使用することが推奨されるシューズではありません。
そして、ミズノエナジーの増量アップによりクッション性と反発性が格段に向上しています。※底の厚さが底が2㎜アップ
一般的に反発性が上がれば安定性は低下しやすくなりますが、そこはさすがミズノ。
ミズノウェーブの使い方を工夫することで反発性アップによる不安定性の増加を抑えることに成功しています。
具体的にいうと、25では内側だけをミズノウェーブで巻き上げていましたが、26では内側に加えて外側も巻き上げることで安定性をさらに強固にしています。
つまり、ミズノエナジーの増量などでミッドソールのボリュームが増していますがミズノウェーブの技術により安定性を損なうことがないように工夫されています。
次にアウトソールの変更点ですが、
25ではアウトソールにつま先を曲がりやすくする溝を入れてましたが、26では溝をなくしてつま先があまり曲がらないようになっています。
つま先が曲がりやすい方がフォアフット走法に向いているしスピードも出しやすいのは明白です。
しかし26ではつま先の曲がりやすさを抑えることで走行中に重心をコントロールしやすくしています。
つまり、スピードを上げて走ることよりも一定のスピードで安定した走りをできる工夫だといえます。
長い距離を安定的に走りやすくなったといえます。
最後にアッパーの変更点です。
アッパーに関しては小幅なアップデートですが、
26の方が25よりもアッパー素材の通気性がよくフィット感が向上しています。
25では接地のときにシューズと足がズレる感覚が多少ありましたが、26では25よりもPUプリントで多く補強しているのでホールド感がアップし、接地でもシューズと足がズレる感覚が抑えられています。
それによって、効率よく地面を蹴り、推進力を生み出しやすくなっています。
つまり、26の方がランニング中の足とシューズのズレ感を抑えています。
それにナイキのペガサス39よりも足幅が広いので日本人向けだといえます。
高反発シューズと比較
カーボンシューズをはじめ、最近の主流は反発性アップによるスピードの出しやすさ、走りやすさが注目されています。
このような反発性に優れたシューズに不慣れな人が使うと自分の体力や持久力を超えるような走り方をして自分のペース配分を乱すことが考えられます。
そうなると体力のない人は早くバテて思ったより走行距離を伸ばせなくなります。
さらに、気温や湿度の上昇などバテにつながりやすい条件がそろうときは上級者であってもペース配分が難しくなります。
ですから、初心者や不慣れな人が自分のペースで走りきるにはウェーブライダーのようなシューズはとても貴重です。
とにかくゆっくり長く走るのには最適です。
それに上級者であっても練習用として用途に合わせて使うこともできます。
メリット
- 日本のメーカーなので日本人の足に合わせて設計されている
- 膝への衝撃を抑えながらある程度スピードも追求できる
-
サイズに選択肢が多くジャストフィットしたシューズを選びやすい
デメリット
レースでタイムにこだわって走ることには向いていない
こんな方におすすめ
膝への負担を気にせず、サブ4あたりを目標に完走したい人
アシックス GlideRide3
アシックス ENERGY SAVING SERIES について
ENERGY SAVINGとは着地での蹴り出しのエネルギーに注目し、できる限り省エネで走るというアシックスのコンセプト。
アシックスのテクノロジーとデザインを組み込むことで設計されたENERGY SAVING SERIESはランナーの足が接地する際の衝撃をやわらげ、ストライドの効率を高めることでランナーの走りをサポートしてくれるランニングシューズのシリーズです。
ENERGY SAVING SERIESは以下のように分けられます。
- MetaRideシリーズ
- GlideRideシリーズ
- EvoRideシリーズ
この中でも特におすすめのGlideRideシリーズは、
それ以外にEvoRideシリーズは、GlideRideシリーズの下位モデルでRideシリーズの特徴を手頃な値段で気軽に試せるコスパに優れたシューズです。
参考サイト:asics公式ページ
前作から大幅にアップデートされたGlideRide3の付加価値
チャンネル:ASICS Japan
GlideRide3はグライドシリーズの最新作
グライドライド3の特徴を簡潔にまとめると、
- 重心の移動をサポート
- 反発性とクッション性がともに高い
- 履き心地が柔らかい
まず一つ目、重心の移動をサポートですが、
グライドライドシリーズではシューズが前に転がるように動きを誘導して、ランナーの重心の移動をサポートしてくれます。
といっても下記のようにボールが坂道を転がる動きではありません。
例えるとすればロッキングチェアの動きが似ています。
ロッキングチェアは足にあたる部分が曲がっているので、座っている人が重心を前後に移動させるとイス自体が前後に転がるような動きをします。
グライドライド3ではこのロッキングチェアの原理を利用してシューズが転がるような動きを出しています。
どういうことか?といえば、
メーカーに関係なく一般的にシューズのつま先部分は、かかと部分や中央部分に比べてやや曲がっています。
※下記イラスト参照。
グライドライド3はこの曲がり具合を大きくすることでシューズがつま先の方に転がりやすくなっています。
- MetaRideシリーズ
- GlideRideシリーズ
- EvoRideシリーズ
各モデルのネーミングには必ずRideとつけられているのもこの転がりやすいという所以でしょう。
繰り返しになりますが、
シューズのつま先部分の曲がり具合を大きくすることで接地面積を少なくする
すると、ロッキングチェアが転がるように、シューズが前のめりに転がる動きが出るというわけです。
よって、
ここで一つ問題があります。それは、
前に転がるときはいいけど後ろに転がると、かかと部分はフラットに近いので地面から衝撃を受けやすい
つまり、腰や膝への負担が増える可能性があるということ
そこで注目なのが二つ目の反発性もクッション性もともに高いです。
この点についてはミッドソールに注目です
グライドライド3では前作のグライドライド2と比べてミッドソールの素材にアレンジが加えられています。
具体的にいうと、
グライドライド2のミッドソール素材は、
- 下層部分→FlyteFoam Propel
- 上層部分→FlyteFoam
グライドライド3のミッドソール素材は、
- 下層部分→FlyteFoam Propel(以下、FF Propel)
- 上層部分→FlyteFoam BLAST+(以下、FF BLAST+)
つまり、グライドライド3では上層部分にFF BLAST+という新たな素材が追加されています。
さらに各素材の特徴は以下、
FF Propelの特徴
- クッション性と反発力を重視した素材
- 高いクッション性で着地時の衝撃を吸収する
- 反発力も高い
FF BLAST+の特徴
- 軽量性と反発力を強化した素材
- 素材自体が軽くて柔軟性に優れている
- 高い反発力を持ちながらも、足への負担が少ない
グライドライド3のミッドソールは下層部分ではグライドライド2同様にFF Propelを使ってクッション性の高さをキープしつつ、上層部分ではFF BLAST+を使って軽量化と反発力アップを実現させています。
重心移動のサポート自体はどちらも大差ありませんが、グライドライド3では反発性が大幅にアップしています。
そして、それにもかかわらず高いクッション性がキープされているので膝への負担を最小限に抑える工夫がされています。
その他にアッパーの素材も以下のように変更されました。
- グライドライド2→エンジニアードメッシュ
- グライドライド3→ジャガードメッシュ
アッパーの変更もシューズ全体の軽量化に貢献し、なおかつ三つ目の履き心地が柔らかいを実現しています。
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メリット
- 日本のメーカーなので日本人の足に合わせて設計されている
- 長時間のランニング、坂道のランニングでも膝の負担が軽減される
- 耐久性がいいので比較的長く使うことを期待できる
デメリット
- 人によってはかかとの幅が広広すぎる感じを受ける可能性がある
- グライドライドシリーズはエボライドシリーズより重量感が増す
- カーボンや薄底のシューズを履き慣れていると重量感を感じる可能性がある
- ロード用なのでトレイルランニングには不向き
こんな方におすすめ
フルマラソンで完走が難しい、途中で歩いてしまう人
※歩いてもコロンと転がるように進むことができます
アシックス NOVABLAST4
NOVABLAST3からNOVABLAST4へ
チャンネル:OBA RUN CHANNEL Hawaii
前作NOVABLAST3からのアップデートをひと言でいえば
速いペースで走っても反発性を感じられるようになった
もちろん、トランポリンで弾むようなバウンド力も継続・進化しています。
そのヒミツはミッドソールとアウトソールの変更点に
まず、ミッドソールでは素材がFFBLAST+からFFBLAST+ECOに変更。軽量で反発性に優れたクッション材です。
実際に走ってみると踵から接地した際の安定性に気づかされます。
ミッドソールのボリュームがアップしたのでクッション性も反発性もより向上しています。
前作よりも約5g重くなっていますが、そもそもが軽量シューズなので全く気にならないという声がほとんど。
さらに、ミッドソールの切れ込みにも注目。
踵の横の切れ込み方に手が加えられたことで踵に荷重したときのクッション性が前作よりも確実に違います。前作では踵に荷重するとクッションによる沈み込みを強く感じましたが、今作では踵の部分がやや硬くなったことで沈むのではなく逆に弾むような動きを出せるようになっています。
コチラ↓↓でミッドソールの切れ込みが確認できます!
注目は2:21〜
チャンネル:Step Tube
踵の部分が硬くなったといってもクッション性が低下したということではありません。
反発性と安定性のバランスを取りながら改良が加えられ、より快適に走ることができるようになったポジティブな意味での変更です。踵部分の接地面が広くなったことが安定性の向上につながっています。
続いて、ミッドソールつま先部分。
つま先では踵とは対照的に踏み込んだ際に沈み込みやすくなっています。このつま先部分への沈み込みによって、踵からつま先に体重移動したときに地面を蹴りやすくなっています。これはミッドソール横の切れ込みを前作よりも変化させていることが影響しています。
そして、アウトソールの変更点
アウトソール(足底の外側)の溝は前作よりも深くなっており、踏み込んだときの反発性でバウンドするような感覚が増しています。踵部分の溝を深くすることで踵からつま先への体重移動がよりスムーズになりました。
とにかく体重移動のスムーズ感が増したので地面を蹴り込んで前に進みやすい
以上、ミッドソールとアウトソールに大きな改良が加えられたことで前作よりも強い反発力を得ながら走ることができるようになっています。
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その他にはアッパーにも変更点があり、前作のエンジニアードメッシュからエンジニアードウーブンになっています。
構造の違いは以下の通り
- エンジニアードメッシュ:メッシュ素材で編み込まれた構造。通気性に優れ、軽量で柔軟性がある。通気性を求める際に使用される。
- エンジニアードウーブン:織り込まれた糸を編み込んだ構造。メッシュよりも密度が高くサポート力が強い。織り方や素材によって変化し、設計次第でエンジニアードメッシュよりも大きなフィット感や高い安定性を実現できる。
参考までに
サポート力で選ぶなら走行中の横ブレ防止におすすめは
クッション性で選ぶなら衝撃の吸収におすすめは
NOVABLASTはなんといっても反発性を重視したい人におすすめです。
そして、ノヴァブラストよりもさらに高い反発性を求めるならおすすめは
スーパーブラスト(ユニセックス)
スーパーブラストにはより反発性のあるFFBLAST TURBOが使用されており、より楽に速いペースで走るというニーズにマッチします。
前作NOVABLAST3が気になる人へ
ここに注目:3:11
チャンネル:マラソン完走請負人ビギナーランニングマガジン
NOVABLAST3↑は見た目にもわかる厚底でクッション性がとにかく抜群。
付加価値はなんといっても、
この感覚を実現している秘訣はミッドソールの素材にあります。
先述のグライドライド3でも採用されていたFF BLAST+がミッドソールに使われています。
さらにいうと、グライドライド3ではミッドソールの上層部分だけでしたがNOVABLAST3ではミッドソール全体にFF BLAST+が使われています。
FF BLAST+の特徴とは、
- 軽量性と反発力を強化した素材
- 素材自体が軽くて柔軟性に優れている
- 高い反発力を持ちながらも、足への負担が少ない
これがミッドソール全体に使われているのでグライドライド3よりもクッション性と反発性に優れているのは明白です。
つまり、トランポリンで弾むような感覚で走ることができる
NOVABLAST3とNOVABLAST2の比較
シューズの厚みが増したことによりNOVABLAST3の方が前々作NOVABLAST2よりもミッドソールは約1㍉厚くなっています。
当然それによりNOVABLAST3の方がクッション性と反発性が上がっています。
しかし、ミッドソールが厚くなったにもかかわらずシューズ自体は軽量化されており、NOVABLAST2より約20g軽くなって約250g。
そして、アウトソールにも工夫が施され、前足部のクッション機能はフォアフット走法でも着地をアシストし、推進力アップを期待できます。
履いた感覚も柔らか過ぎないのに、クッション性も反発力も高い。
NOVABLAST4が発売されたことで今後は旧作のNOVABLAST3が安く購入できる機会があるかもしれませんね。
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要約すると、足の負担を軽減させる効果はもちろん期待できますがそれ以上に弾む感覚で走れることが特徴のシューズです。
メリット
- カーボンプレートのような硬さがないのに弾む感覚で走ることができる
- カーボンプレート不使用なのでスピードを出してもケガしにくい
- フォアフット走法であってもクッション性能による安定性を期待できる
- レースで厚底カーボンを使っている場合でも練習用として弾む感覚をキープしながら走ることができる
デメリット
反発性よりも安定性を重視したい場合は不向き
こんな方におすすめ
サブ3.5〜サブ4までを目標にするランナー
アシックス GELシリーズのおすすめトップ2
一つ目はGEL-KAYANOシリーズ
GEL-KAYANO29とGEL-KAYANO30の比較
チャンネル:Apollo Run Tennis
アシックスを代表するGELシリーズの一つがゲルカヤノ
その中でもゲルカヤノ30がゲルカヤノ・シリーズの最新モデル
アシックスのランニングシューズで安定性を追求するなら外せないのがGEL素材をソールに入れたシリーズです。
GEL素材はアシックスの代名詞といっても過言ではありません。
前モデルゲルカヤノ29も足に不安のあるランナーにたいへんポピュラーなシューズの一つであったのは記憶に新しいところ。
もともと、GEL-KAYANOシリーズはLSD、いわゆる長距離をゆっくり走りたいランナーに最適なシューズとして愛用されてきました。
それが今回ゲルカヤノ30としてゲルカヤノ29から大幅なアップデートを遂げています。
最も注目される変更点はなんといっても
- 広がりを持たせたミッドソール
- 高反発のフォーム材
- かかと部分の適切な傾斜
- 接地面積を広げたアウトソール
参考サイト:アシックス公式ページ
中でも特に注目したいのが2番目の高反発のフォーム材
土踏まずの部分に使われたこのフォーム材は柔らかく高反発。これにより、足部の過回内というランナーの膝や腰のケガを誘発する要素を抑える効果を期待できます。
参考サイト:すがまた接骨院
スタビリティ系シューズはどうしても硬くて重くなるという傾向があり、ゲルカヤノ29はまさにそうでした。
しかし、ゲルカヤノ30にはそれを感じさせない履き心地、走りやすさがあります。
ゲルカヤノ29では足部の回内を防止するために硬い素材を使ってストッパーのようにしていましたが、
まさにこんな感じ
ミッドソールの厚さもゲルカヤノ29よりも4㎜アップしているのでクッション性もアップ
もうここまでいくと次に紹介するゲルニンバスと区別がつかないのでは?と思ってしまうほどの優れ物です。
GEL-KAYANOに機能が似ているGT2000について
上記はGT2000シリーズの最新モデル
長時間の走行によって変化するランニングフォームを研究しながら開発されたシューズです。
注目は
前モデルGT2000-11よりもミッドソールの厚さが2㎜アップしつつも軽量化されています。
ミッドソール全面にFF BLAST+が採用され、柔らかい履き心地を提供。
前モデルGT2000-11の素材と比べると約65%の柔らかさと約10%の軽量化を実現。
かかとの部分にはクッション素材のPureGELが使用されているので、アキレス腱への負担軽減も期待できそうです。
もちろん軽量化によって足運び軽さも期待できるし、安定性もアップ。
参考サイト:アシックス公式ページ
GT2000シリーズはゲルカヤノ・シリーズに似た機能を持つので両者を比較してみると、
前モデルは、
- ゲルカヤノ29→シューズ自体の重さ(約300g)がある分だけクッション性がより高い
- GT2000-11→クッション性だけでなく硬さも備え、軽い(約275g)ので足運びが良い
最新モデルのゲルカヤノ30、GT2000-12の比較
どちらも反発性やクッション性が高いですが、過回内の防止としてはゲルカヤノ30の方が上ではないかというのが私の印象です。
※ゲルカヤノ30の方が値段も高く設定されています。
安定性や足部の回内防止を求めるけど、値段は少しでも安い方がいいならGT2000-12の方がいいでしょう。
二つ目はGEL-NIMBUSシリーズ
クッション性なら最もおすすめはGEL-NIMBUS
チャンネル:ASICS
ゲルニンバスは同じアシックスのクッション系シューズの中でもKING of KINGといっても過言ではありません。
とにかく走っているときの柔らかな接地感覚は群を抜いています。
強いてデメリットをあげるなら、やや滑りやすいかな?という声があるところです。
このような点を踏まえたのか、最新作ゲルニンバス26ではアウトソールのグリップ力が増しています。
ただし、前作ゲルニンバス25と大きく変わるのか?といえば使用感ではそこまでの違いはわかりにくいかもしれません。
実際に、ゲルニンバス25で十分という声もけっこう聞こえる印象があります。
ざっくりいうと、ゲルニンバス24から25へは大幅なアップデート、ゲルニンバス25から26へは小幅なアップデートです。
その上で、ゲルニンバス25を軸に話しを進めていくと、
ゲルニンバス25はアシックスの代名詞ともいえるGEL素材が搭載されクッション性を高めています。
特に新クッション素材であるPureGELが使われており、従来のモデルよりもクッション素材の柔らかさは約65%向上し、さらに約10%軽量化されています。
初心者がランニングするなら最も快適なシューズと言っても過言ではないほどの機能性です。
日本人よりも体格の大きな欧米人が好んで使用しているという話しも聞きます。
メリット
- 耐久性が高いので消耗の進行を遅らせる効果を期待できる
- ゆっくり長く走るのに最適
デメリット
- スピードを出すには適さない
- 値段が高い
GEL-NIMBUSの購入を迷ってる人へ
ゲルニンバスは値段が高い
しかし、値段が高くても自分にマッチした価値があるなら購入するという人にその目安をご案内します。
ゲルニンバス25以外にも紹介してきたアシックスの他のシューズとの違いは以下の通りです。
- ゲルカヤノ29・・・初心者で足、膝に不安があるけど長距離を自分のペースで走れるようになりたい人がランニングシューズのデビューとして使うのにおすすめです。
- ゲルカヤノ30・・・ゲルカヤノ29よりも反発性、クッション性が向上し、ゲルニンバスに近くなっています。最も注目は足部の回内防止
- GT2000-11・・・走り過ぎたり疲労がたまっている状態で走ると足、膝に痛みが出やすいけど、いずれはレースにも挑戦したい。その過程で初級から中級レベルの人におすすめです。
- GT2000-12・・・足部の回内防止やアキレス腱への負担を軽減したい人におすすめです。
- グライドライド3・・・サブ4を目標にレースで完走したいけど最後まで脚が動くか不安なら、疲れてきても転がすように足の動きをアシストしてくれるこのシューズがおすすめです。
- ノヴァブラスト3・・・フォアフット走法でストライドを大きくしていきたいならシューズの反発性による推進力アップは大きなサポートになります。通常、反発性が強いと足、膝への衝撃が増えますがこちらはクッション性も高いので、足や膝に不安はあるけどタイムを短縮したい人におすすめです。
- ノヴァブラスト4・・・初心者向けというよりはもう少し上のレベル(サブ3.5〜サブ4)を目指すランナー向け。速いペースで走りながら反発性を重視したいならノヴァブラスト3よりもこちらがおすすめです。
具体例をあげると、
安定性のみを求める人ならゲルニンバス25よりゲルカヤノ29もしくはGT2000-11の方がおすすめです。ゲルカヤノ29はノヴァブラスト3ほどの反発性はないが安定性はとにかく◎
安定性も取り入れながら反発性や推進力にもこだわりたいならゲルニンバス25がおすすめですが、安定性よりも反発性や推進力にこだわりたいならグライドライド3もしくはノヴァブラスト4がおすすめです。
ゲルニンバス26が発売されたことで今後は旧作ゲルニンバス25の値段が下がるかもしれません。
こんな方におすすめ
- クッション性を重視する人
- 予算に余裕のある人
- 値段よりも耐久性を重視する人
- 総合的な快適性を重視する人
ランニングシューズの機能性が高くても腰や膝を痛める例とその対策
ランニングに必要な運動スキルの欠如
ここでいう運動スキルをひとことでいえば、
ランニング動作で股関節、膝、足首の動きをバランスよく使うコツ
専門的にいうとトリプルエクステンションという運動スキルで、走るペースが速くなるほどそれがフォームに反映されないと腰や膝に負担がかかりやすくなります。
一部の運動能力の高い人の中には特に意識しないでもトリプルエクステンションを自然に行って走っている場合もあります。
しかしそうでない場合、例えば加齢による身体機能の衰え、運動不足などの要因がからみ合うとトリプルエクステンションを自然に行って走るのはかなり難しくなります。
トリプルエクステンションはそれなりに高度な運動スキルだから
つまり、それまで運動不足だった人がいきなりできる可能性は低い。
しかし、アスリートにしかできないほど高度なスキルではありません。
練習してコツさえつかめば一般の人でも十分にマスターできます。
参考までに初心者がすぐに簡単に行える練習法を下記に2つ紹介します。
以上の2つのトレーニングは自重で行う限り初歩的で難易度も低いので積極的にトライしてみましょう。
もし、何度やってもうまくできない…という人は下半身トレーニングを根本から見直すべきです。
なぜなら、難易度の高くないトレーニングに苦戦するということは加齢による筋力の衰えやその他の理由により運動機能が落ちているから。
この場合、身体機能を回復させ、高めるという専門的なアプローチが必要です。
カテゴリーとしてはファンクショナル・トレーニングと呼ばれる領域で自己流ではなくパーソナルトレーニングが最も近道です。
身体の疲労度が高い
いわゆる走り過ぎの問題です。どこからが走り過ぎか?は個人差がありますが、少なくとも以下のどちらかに当てはまるなら要注意です。
- 毎日走っている
- アスファルトの上しか走らない
その他にもケア不足も考えられます。
ちゃんと前後にストレッチをしてると自覚してる人であってもストレッチだけでは必ずしも十分なケアができているとはいえません。
というのも、筋膜が過度に緊張した状態でストレッチしても十分に効果が現れない可能性があるからです。
手順としてはストレッチの前に筋膜の緊張を緩めることを優先し、その後ストレッチを行うべきです。
筋膜の緊張を緩めるには筋膜リリースですが、やり方はいろいろあります。
マッサージを受けてもいいし、フォームローラーなどの専用ツールを使用してもいい。
とにかく順番を間違えないようにしましょう。
ストレッチしかしてない人はケアのやり方について認識をアップデートしましょう。
フォームローラーを使って全身まんべんなく筋膜リリースするやり方はコチラ
膝まわりに特化したやり方は下記を参照してください。
まとめ
ランニングシューズを選ぶときに真っ先に確認しておきたいのがサイズです。
サイズには足長、足幅、足囲(ワイズ)があります。
一般的に日本のメーカーはワイズが広いので日本人の足にフィットしやすいといえます。
ナイキなど海外メーカーは日本人の一般的な足の形に合わせて作られてはいないので足長のわりにワイズが狭くなっています。
履き心地のよいフィット感を得るにはサイズ選びが重要です。
そして、機能面で確認しておきたいのがクッション性、推進性。
クッション性が高いと膝への衝撃が緩和され、推進性が高いとスピードを出しやすくなります。
一般的にクッション性が高いと推進性は低下しますが、どちらの特性も併せもったシューズもあります。値段は高くなりますが、自分の必要性に応じて選んでください。
吉祥寺のパーソナルトレーニングジム
導[MICHIBIKI]ストレッチ&エクササイズ
筆者の紹介
名前:SHIN
トレーニング指導歴15年
主な経歴
- MLBテキサスレンジャーズのインターンシップを経験
- 総合格闘技UFCの選手に帯同し、アメリカ遠征を経験
- 拓殖大学硬式野球部コンディショニングコーチ経験
- 帝京高校硬式野球部コンディショニングコーチ経験
- 富士重工硬式野球部コンディショニングコーチ経験
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