初心者が膝を痛めないためにもランニングシューズは重要
膝痛の回避におすすめしたいランニングシューズ
私が始めてランニングシューズを使用したのは約10年前(2013年)のことです。
A社(仮称)が主催するランニングクラブに参加したときのことでした。
そのランニングクラブに参加するとA社の新製品を無料でレンタルしてくれるのです!(注)現在もランニングクラブが開催されているかは不明です。
ということで、当時の私が試し履きしたシューズは以下になります。
このシューズを履いてランニングした感動は今でも鮮明に覚えています。
それまで、膝に痛みが出やすくランニングしたくても、できたりできなかったりの繰り返しだったんですがこのシューズは私の足にジャストフィットしました。
使ってみた感想は以下の通りです。
- 踵に重心がかかりやすい
- 大殿筋に力が入りやすい
- クッション性が高くて膝に衝撃を感じない
こんな感覚を覚えたのは初めてでした。
ということで、数日後には早速購入!
確か16,000円くらいだったかな?!
他メーカーも含め、ランニングシューズとしては値段が高いかなと感じましたがコスパはかなり高いといえます。
膝痛回避ならクッション性を重視しよう
A社のランニングクラブはしばらく通っていたので、続いて試したモデルは上記になります。
A社の店員に聞いたところこのシューズの特徴は以下の通り、
足首の動きを自然に出してパフォーマンスアップに貢献しやすい
使ってみた感想としては大腿四頭筋に力が入りやすい感覚がありました。
膝痛などの懸念がない人でタイムにこだわりたい人はこちらの方がいいかもしれません。
私は膝痛に悩まされてきたので、こちらのタイプは選びませんでした。
どちらがいいかはその人のフィジカルや受傷歴から判断しましょう。
膝痛回避モデルの改良バージョン
上記は冒頭で紹介したシューズのアップグレードバージョンです。
もちろん膝痛の回避は大前提
こちらもランニングクラブで試し履きして走ってみましたが、足の運びが驚くほど軽く感じました。
足の運びが軽いから、当然スピードアップにもつながりそうです。
そして、一番最初に試したシューズで感じた以下3点も反映されているような感覚を覚えました。
- 踵に重心がかかりやすい
- 大殿筋に力が入りやすい
- クッション性が高くて膝に衝撃を感じない
これは画期的です。
何が画期的かといえば大殿筋に力が入りやすい点です。
普通に考えると、
上記の2点は二律背反だと思っていたからです。
まさかこの2つが両立するとは😳
最初に出会ったのがこちらのシューズだったら躊躇なく選んでましたね。😌
ですから、膝痛の懸念もあるけどタイムも伸ばしたい人にはお勧めできます。
ランニングシューズの機能性だけに頼らずにフィジカルをアップさせよう
ランナーのフィジカルが低いと宝の持ち腐れ
最近、厚底シューズが話題になっているので言及しておきたいと思います。
先日話題になった箱根駅伝では、某社の最新モデルを履いて走ったランナーは70人近くいました。
この最新モデルは脚力の強いランナーが使用すれば反発力を利用できて大きな推進力に変えることができるといわれています。
と同時に一般のランナーの使用には注意が必要です。
簡単にいうと、
- 相応の脚力
- 体幹の安定性
- 適切なランニングフォーム
以上が伴わないランナーは反発力に耐えられないので、バランスが崩れてケガのリスクが増えるといわれています。
市民マラソンでも上位に入るようなランナーは某社の最新モデルを使用しているようですが、サブ3レベル以下では途中で動けなくなって車椅子で救護されちゃうようなケースもあったようです。怖っ!
そして、フィジカルが伴わないのに使用していると心肺機能がもたなく後半のタイムが激落ちするとか。
要は先行逃げ切りができるランナー向きってことですね。
ランニングシューズに頼るだけではなくエクササイズで身体機能を高めよう
エクササイズで強化したいのは、
もちろん、体幹と下半身が中心です。
そして、ランニングで一番大事なことが何かといえば私は地面を蹴る力だと考えています。
脚を引き上げるとか、腕を振るなどのアドバイスもありますが地面を力強く蹴ることが最優先です。
地面を強く蹴って走ることができれば自然に脚も引き上がって腕も振れてくるからです。
なぜそういえるのか?
それは、地面から受ける半力は下から上に伝わるからです。
だから、足首→太もも→上半身という流れで自然に脚が引き上がって腕が振れてきます。
だからこそ、地面を蹴る力が重要です。
では、地面を力強く蹴るために必要な筋力とは何か?
それはふくらはぎとお尻の筋力です。筋肉でいえば大殿筋と下腿三頭筋です。
大腿四頭筋が入ってない。
そう思う人がいるかもしれません。
でも、いいんです。
大殿筋と下腿三頭筋がしっかり使えていれば大腿四頭筋にはちゃんと力が入ります。
むしろ、大腿四頭筋を強く意識する方が膝や腰に負担がかかりやすくなります。
ということで、大殿筋と下腿三頭筋のエクササイズですが、
大殿筋も下腿三頭筋もスクワットで強化できます。
ただし、スクワットは低速度でゆっくり行う筋トレです。
最終的にランニングに結びつけるにはスピードの要素を入れる必要があります。
そこで、以下に紹介するエクササイズを取り入れてランニング動作にフィードバックさせます。
アンクルホップ&ランニング
フロント・ステップアップジャンプ
サイド・ステップアップジャンプ
アンクルホップ&ダッシュ
高く跳ね上がるには大殿筋と下腿三頭筋に素早く力を入れる必要があるので、ランニング動作にフィードバックするにはもってこいです。
まとめ
膝痛を回避してランニングしたい人はシューズの特徴を吟味して選びましょう。
しかし、吟味して選ぶのは中々たいへんなことです。
その理由は以下の通りです。
そこで、膝痛に悩まされているけどランニングはしたいという人に私が実際に試した3つのモデルを提案しました。
どのメーカーのシューズでも構いませんが、購入の際はショップの店員さんに以下の3点を伝えてみてください。
- 踵に重心がかかりやすい
- 大殿筋に力が入りやすい
- クッション性が高くて膝に衝撃を感じない
各メーカー、各ショップにはシューズの機能性について熟知している店員さんがいるはずなのできっと膝痛の悩みを解決できることでしょう。
その他には、ランニングシューズの機能性だけに頼らずにエクササイズで身体の機能性を高めることもシューズ選びと同じくらい重要です。
ランニングで最も大事なことの一つは地面を蹴る力です。
地面を蹴る力を強化するにはお尻とふくらはぎをトレーニングしましょう。
吉祥寺のパーソナルトレーニングジム
導[MICHIBIKI]ストレッチ&エクササイズ